本文へ移動

人工透析センター

はじめに

当センターは、小郡在住の腎友会の要望にこたえ、平成2年4月より開設されました。
当初は、スタッフ、ベッド数も少数でしたが、徐々に増え、現在では、医師1名、看護師8名、臨床工学技士4名で業務を行っており、ベッドも22床(重症患者ベッド1床)となっております。

患者様も同様に増え、現在、山口市をはじめとし、宇部市、美祢市から患者様が通院されており、月、水、金は、午前、午後、夜間の3回に、火、木、土は、午前の1回に分けて行っております。
平均年齢は、年々高齢化しており、原疾患は、糖尿病性腎症から腎不全に移行する患者様が増えているのが現状です。

合併症も多くなっており、それらに対応すべく、2週間に1回の血液検査と、月1回の胸部レントゲン写真、心電図、3ヶ月に1回のホルモンなどの特殊血液検査、6ヶ月に1回、内科医師に依頼して心臓エコー検査、年に1回、骨密度、腹部CT検査、また定期的に食事指導を行っております。定期検査結果により、注射、薬剤の変更または標準体重(ドライウェイト)の設定、透析条件(透析時間、ダイアライザー)の設定を行うことで厳重な管理をしております。
その甲斐あって、当センターは、開設時より代表的な合併症である手根管症候群が認められた患者様はおられません。

血液透析はシャント(動脈と静脈を吻合したもの)を長期に使用することでシャント狭窄、閉塞が起こってきます。
このようなシャントトラブルに対して、経皮的血管拡張術(PTA)を行っております。この手術は、1泊2日の入院で局所麻酔下に1時間程度ででき、非常に低侵襲で患者様の生活の質(Quality of Life:QOL)の向上になっております。

また、様々な合併症で緊急透析を行う必要がありますが、24時間体制で、医師、看護師、臨床工学技士の連絡も円滑に出来るようにしており、災害時の対策もマニュアル等を作成し、患者様に安全に血液透析を受けられるように心掛けております。また透析中は、寝たままの状態で行うことが多いため、平成13年より寝たままでも見られる液晶テレビを各ベッドに設置しており、患者様に大変好評です。

現在、コンピュータによる業務の省力化を図っており、平成19年度には総合管理システムとしてコンピュータと患者監視装置をオンライン方式で接続し、信頼性、安全性を更に向上し、かつ省力化する予定であります。
その結果、スタッフが患者様と少しでも接する時間を増やし、患者様の透析治療に対する不安を少しでも取り除ければと思っております。

当センターの方針

  1. 個々の患者様にあった治療の展開ができるように情報の共有、提供を行う。
  2. 安全で安心な透析を提供できるよう、知識、技術の専門性を深める。

看護部より

人工透析センターには、21台のベッドと22台の人工透析器があります。長期の透析を受ける患者様のほかに、初めて血液透析を受けられる患者様、検査や手術のため転院された患者様の血液透析を行っています。

快適に透析に臨める環境作りを心がけ、各ベッドにはアーム式の液晶テレビを設置しています。
また、コンピュータによる業務の省力化を図っており、平成18年度より、総合管理システムとしてコンピュータと人工透析器をオンライン方式で接続し、信頼性安全性の向上にも努めています。

医師をはじめ、臨床工学技師・看護師・管理栄養士・MSW(メディカルソーシャルワーカー)が協力し、患者様ご本人はもちろんの事、ご家族に対しても身体的・精神的に援助できるようにコミュニケーションをとり、合併症の予防・早期発見に心がけ、安全で安心して透析が受けられるような、明るい人工透析センターを目指してします。
TOPへ戻る