研究検査科理念
- 検体は患者さまの一部と考え大切に扱います。
- 検査は正確かつ迅速に行い、検査結果に責任を持ちます。
- チーム医療に貢献します。
研究検査科スタッフ
検査部長1名、臨床検査技師17名、臨床検査専門医1名(非常勤)、
病理専門医研修指導医1名(非常勤)
施設認定
2015年4月~2023年3月まで「精度保証施設認証制度」にて認証されています。
2003年4月から「日本臨床細胞学会認定施設」に認定されています。
2010年4月から「日本病理学会研修登録施設」に認定されています。
検査部長1名、臨床検査技師17名、臨床検査専門医1名(非常勤)、
病理専門医研修指導医1名(非常勤)
施設認定
2015年4月~2023年3月まで「精度保証施設認証制度」にて認証されています。
2003年4月から「日本臨床細胞学会認定施設」に認定されています。
2010年4月から「日本病理学会研修登録施設」に認定されています。
2024年6月から2026年5月まで「品質保証施設認証制度」にて認証されています。
取得資格
二級臨床検査士 2名
緊急臨床検査士 3名
細胞検査士 4名
超音波検査士 5名
認定血液検査技師 2名
やまぐち糖尿病療養指導士 4名
第二種ME技術者 1名
中級バイオ技術者 3名
毒物劇物取扱責任者 2名
有機溶剤作業主任者 3名
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者 3名
山口県肝疾患コーディネーター 11名
臨地実習指導者 2名
臨床検査とは
臨床検査は患者様の血液や尿を科学的に分析して、病気の発見・診断、経過観察、予後の推定、治療方針の決定など、診療の補助を行うものです。検査は大きく分けて、血液や尿などを扱う検体検査と、患者様に直接検査を行う生体検査があります。前者には血液、生化学、免疫血清学、一般、細菌、病理・細胞診、輸血検査があり、後者には心機能、肺機能、超音波、脳波検査などがあります。(研究検査科)
検体検査
検査項目 | どんな検査? | わかるのはどんな病気? |
血液検査 | 血液中の白血球、赤血球、ヘモグロビン、血小板などの数を数え、その形態を顕微鏡で観察します。血液を作る場所にある骨髄液も顕微鏡で観察します。 | 細菌・ウィルス感染症、貧血、多血症、血小板減少、白血病など |
生化学検査 | 血糖測定(糖尿病検査)、肝機能、腎機能、脂質(コレステロール)の測定を行います。 | 尿病、高脂血症(動脈硬化)、アルコール性肝炎、腎炎、腎不全など |
疫血清学検査 | 肝炎検査、梅毒検査、いろいろながんの指標である腫瘍マーカー測定、甲状腺ホルモン検査を行います。 | B型・C型肝炎、梅毒、マイコプラズマ肺炎、悪性腫瘍、自己免疫疾患など |
一般検査 | 尿中の糖・蛋白・潜血の検査、尿中の細胞の観察、便潜血、寄生虫検査、髄液検査、関節液検査など行います。 | 膀胱炎、腎炎、糖尿病、大腸がん、髄膜炎など |
細菌検査 | 鼻腔粘液、咽頭粘液、喀痰、尿、便、膿等の病原菌(O157、MRSAなど)を検出し、その細菌の抗生剤感受性の確認を行います。 | 食中毒症、呼吸器感染症、化膿性疾患、結核症など |
病理・細胞診検査 | 病理検査は患者様の組織の病変の診断を行います。細胞診検査ではがん細胞などの発見を行います。材料は婦人科材料、尿、喀痰などです。 | 悪性腫瘍全般、良性腫瘍など |
輸血検査 | 血液型検査と輸血前に患者様と輸血する血液が合うかどうかの交差適合試験を行います。 |
生体検査
検査項目 | どんな検査? | わかるのはどんな病気? |
心電図検査 | 心臓の活動電位を記録します。24時間心電図検査やトレッドミル運動負荷試験も行っています。動脈硬化の程度が測定できるCAVI検査(血圧脈波検査)を行っています。 | 不整脈、狭心症などの虚血性心疾患、心肥大など |
肺機能検査 | 肺活量などの測定を行います。 | 気腫、気管支喘息など |
超音波検査 | 主に心臓・腹部の検査や頸部血管エコー検査・下肢血管エコー検査を行います。 | 心臓病全般、胆石、肝癌、血栓症など |
脳波検査 | 大脳の活動電位を記録します。 | てんかん、頭部外傷、脳死判定など |
その他の 神経生理学的検査 | 神経伝導検査(NCV)、聴性脳幹反応(ABR)、新生児の聴覚スクリーニング(A‐ABR)などを行います。 | 手根管症候群、肘部管症候群など |