「くすり」は病気の治療に欠かすことのできないものです。
私たち病院薬剤師は患者様にとって最も安全で効果的な薬物治療が行えるよう、チーム医療の一員として毎日業務に取り組んでいます。
スタッフ
- 薬剤師:7名
- 事務員:2名
採用薬品
1,545品目(内服薬:702品目、外用薬:293品目、注射薬:550品目)
業務内容
近年、多くの病院では業務主体が外来調剤から病棟活動へシフトしてきています。
当院では2012年の診療報酬改定の際に新設された病棟薬剤業務実施加算施設基準を同年5月に取得し、薬の専門家として各医療スタッフからの相談に応じる体制を整えています。
現在、各病棟に2名の専任薬剤師を配置し、従来の薬剤管理指導業務はもちろんのこと、患者背景及び持参薬の確認や処方設計・提案を行い、情報共有に努めています。
現在、各病棟に2名の専任薬剤師を配置し、従来の薬剤管理指導業務はもちろんのこと、患者背景及び持参薬の確認や処方設計・提案を行い、情報共有に努めています。
薬剤科業務実績(令和3年度平均)
外来調剤
原則的に、院外処方となります。
- 院外処方箋:1ヶ月平均4,346枚(院外処方発行率 約83.2%)
- 院内処方箋:1ヶ月平均921枚
薬剤情報提供:355件/月 - 外来注射処方箋:1ヶ月平均985枚
入院調剤
- 入院処方箋:1ヶ月平均1,949枚
- 注射処方箋:1ヶ月平均2,214枚
薬剤管理指導業務
- 指導患者数:317人/月 算定患者数:230人/月 算定件数:404件/月
- 退院時薬剤情報管理指導:44人/月 病棟薬剤業務実施加算:80人/月
患者教育
- 糖尿病教室
- 腎臓病教室
- 緑内障教育入院
- 生活改善薬服薬指導
治験並びに多施設共同臨床研究への協力(令和4年8月現在)
治験事務局並びにCRC(治験コーディネーター)、データマネージャーとして協力しています。
- 受託中の治験
眼科:1件 - 治験実績(過去10年程度)
内科1件、外科1件、産婦人科3件、整形外科5件、泌尿器科2件 - データマネージャーとして協力している多機関共同臨床研究
整形外科1件、泌尿器科1件
施設基準等
- 薬剤管理指導届出施設(入院患者様の薬学的管理と服薬指導など)
- 無菌製剤処理加算届出施設(注射薬の無菌調製)
- 外来化学療法加算届出施設
- 日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師 認定:3名
- 病棟薬剤業務実施加算
- 後発医薬品使用体制加算
薬学生の長期実務実習受入
平成18年度から6年生薬学教育が始まり、当院でも5年次生のふるさと実習を受け入れております。
薬学教育モデル・コアカリキュラムに沿って11週間、認定実務実習指導薬剤師を中心に全員で学生の教育に携わっております。令和元年度から導入された新コアカリキュラムでは、臨床の現場で活躍できる薬剤師の養成が望まれています。今後も当院での実習を希望する学生の受け入れに協力したいと考えています。
平成24年~30年度(旧コアカリキュラム)9大学:16名
令和元年~3年度(新コアカリキュラム)5大学:6名
平成24年~30年度(旧コアカリキュラム)9大学:16名
令和元年~3年度(新コアカリキュラム)5大学:6名
(薬剤科 小礒克己)